合併前の旧静岡市でのマイクロフィルム化事業の歴史は長く、営繕図面のマイクロ化など幾つかのセクションで分散的に委託撮影されマイクロフィルムの活用がされてきました。
昭和60年に新庁舎(現在の本庁舎)が建築され、これを契機に昭和61年から庁舎内にマイクロ室を設け、マイクロ撮影の仕様も統一化し、全庁的な紙文書のマイクロフィルム化を開始しました。
対象とした文書は、総務課管理の保存文書のみならず、各課が保管文書についても、必要に応じて総務課の予算で行うこととしました。
マイクロ化の主たる目的は次の3点です。
マイクロ化による圧縮効果で書庫保存スペースを確保
そのままでは劣化が進む永年保存文書の長期保存対策
原課による保存文書の探し出し、引き出しの利便性アップ
⇒マイクロ化の経緯(S61から6年間)はこちら。 「文書管理通信」既刊号(1992.6-7号) |
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