第1章 はじめに・・・本論考が目指すもの
第2章 簿冊の歴史と特性および文書管理と簿冊式ファイリングシステムの歴史
- 第1節
- 簿冊とは何か?・・なぜ今、混乱の元凶に挙げられるのか?
- 第2節
- 日本近世の特異性と近代明治期にもたらした影響
- 第3節
- 近代明治期から現代までの公文書管理
- 第1項
- 維新直後の混乱期における近世的文書管理の残滓と、近代的文書管理への移行過程
- 第2項
- 「文書保存規程」登場と共に始まる簿冊式ファイリングシステム運用と現代への継承
- 第3項
- 国のファイリングシステム研究過程と、選定された簿冊式システムの他国のそれとの独自性、及びバーチカル式システムが排除された具体的な過程と理由について
- 第4項
- 日本固有のファイリングシステムの「システム疲労」の顕在化と修復過程
- 第5項
- 太平洋戦争後の文書管理とファイリングシステム・・最大の文書管理混乱期の中で
第3章 バーチカル式ファイリングシステムの概要と歴史背景
- 第1節
- バーチカル式ファイリングシステムの呼称整理と付随する用具等の例示
- 第2節
- 米国における普及期のバーチカル式ファイリングシステムが持った画期的な特性とは?
- 第3節
- 米国におけるバーチカル式ファイリングシステム出現と普及の背景
- 第4節
- 米国生まれのバーチカル式ファイリングと、欧州(旧世界)由来のレジストリ・システム
- 第5節
- バーチカル式ファイリングシステムのプロセスと標準化の例示
- 第6節
- バーチカル式ファイリングシステムの欠陥と専門職の必要性及び人件費的コスト負担増
- 第7節
- コンピュータ時代の到来とファイリングシステムが辿る道
第4章 文書管理の究極の到達点、辿りつくべき地平はペーパーレス文書管理・・そしていますぐそこに向かう準備を始めよう!
- 第1節
- ペーパーレス文書管理により文書管理とファイリングの基本概念が根本的に変わります!
- 第2節
- 現実的、具体的なペーパーレス文書管理による効果
- 第3節
- ペーパーレス文書管理は、現在どこまでのレベルに達しているのか。
- 第4節
- 皆さんの市町村がペーパーレスに至るのにどのような経路をたどるべきなのか?
- 第5節
- 最後に(ご挨拶)
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