このように、資料保存の考え方は幾つかの事件を契機として発展してきました。
第2章では、資料保存に携わる機関はどのようにプリザベーションに取り組んだら良いのかを、氏が1988年と2007年の2度にわたり訪れたハーバード大学ワイドナー図書館の現況を中心に米国事情を伝えてくれました。
視察時に撮影した写真や、取得のデータをもとに大変興味深いお話でした。
この報告の中にこそ、資料保存とは何か? プリザベーションとは? との具体的な答えが散りばめられているように思います。誌面の都合上全てとはまいりませんが、
印象に残った幾つかを簡単にご紹介したいと思います。
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