職員全体で見ると、ファイリングシステムへの理解は定着しているが、職員一人一人を見ていくと、それぞれ温度差が出てきている。例えば、課内でも窓口業務を専任している職員は、日常的に文書の作成をしている職員に較べ、ファイリングそのものを身近に感じられない傾向が見受けられる。また、課単位で見ていくと、台帳や戸籍などの移し換えや置き換えが毎年発生しない文書の扱いが多い課では、引継ぎ時の作業内容に理解が薄くなりやすい。
今後、積極的にファイリングに取り組んでいる課や職員との温度差が大きくなってしまうことを避ける為にも、事務局やコンサルタントによる巡回指導をより徹底していく予定とのことである。 |