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「図書館におけるコンサベーションと修復の原則」に対する蔵書保存機関から発せられた疑問と 『酸性紙問題』に対応して1986年に改定されたのが、
「図書館資料のプリザベーションとコンサベーションの原則」です。 |
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1)プリザベーション概念の成立 |
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プリザベーションとは、
コンサベーションを含む下記項目を包括した、総合的、包括的な概念であり
これらを実施するための、経営的、財政的な対処を考慮したマネジメントである。
と定義されています。 |
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- 予防と修復
- 紙媒体以外の保存
- 代替保存(マイクロフィル化、電子化 等)
- セキュリティ対策
- 災害対策
- 環境整備
- 教育 (職員/利用者)
- 図書館協力
- 収集方針との連携
- 利用者サービスとの連携
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「図書館資料のプリザベーションとコンサベーションの原則」に盛り込まれたプリザベーションの考え方は、同時にそれを理解し管理実践する「保存管理者」を必要として来ました。 |
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