【調査事例】 インドネシア国立図書館 〜調査方法〜 |
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調査時期 |
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平成18年11月 |
ネガフィルム
保有数量 |
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7,660巻 |
(1,050巻の真空密封されたフィルムがあったがこれは
調査対象外 とした。) |
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調査対象数量 |
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6,610巻 |
標本調査 |
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1/10 抽出方法(層別、ランダム) ⇒ |
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調査項目 |
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撮影年(ネガ)、 A-Dレベル/ 7段階、 包材等 |
保管環境 |
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事務室を改良した保管庫
温度 19℃、 相対湿度 40〜50% |
A-D S試験日数 |
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室温で3日 |
作業内容 |
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A-D S設定と判定等、データ集計 |
準備品 |
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調査表、A-D S一式、(接着テープ) |
作業時間 |
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【例】 661巻 30時間 |
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⇒ ( 5人 x 3H ) x 2回 の作業 |
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【注1】 |
「A-Dレベル」は通常の4段階にプラス0.5刻みを加え7段階とした。 |
【注2】 |
「試験日数」は確実に反応を見極めるため最低限の1日ではなく3日間とした。 |
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【調査事例】 インドネシア国立図書館〜一次調査結果〜 |
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保管環境がフィルム劣化に与える影響は大きい! |
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表 : インドネシア国立図書館とアメリカ議会図書館の調査比較 |
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施設名 |
調査実施年 |
ADレベル |
マイクロフィルム
作成開始時期 |
0 |
1.5〜3.0 |
インドネシア
国立図書館 |
2006年 |
47% |
16% |
1979年〜 |
アメリカ
議会図書館(AUC) |
2005年
(推定) |
8% |
1% |
1930年代〜 |
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保管環境 |
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熱帯気候のインドネシアでかつては最善の保管環境が整備されていなかった。 |
課題認識 |
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包材 金属缶のもの 52巻
⇒ 実数は520巻と推定される。(約8%) |
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