【 日本アーカイブズ学会 2007年度大会 】に出席して その3 |
2日間に渡り開催された同学会は2日目午後の『企画研究会』で
締めくくられた。
「アーカイブズの<力> ―歴史からの検証―」とのテーマを掲げて
行なわれたこの『企画研究会』では講師3名の報告に続いて活発な
パネルデスカッションが行なわれました。 |
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【 報 告 】 |
1) |
東京大学経済学部文書室 富善 一敏 |
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「近世日本のアーカイブズ」 ―利用の側面を中心に― |
2) |
京都府立総合資料館 渡辺 佳子 |
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「日本における近代アーカイブズの萌芽」
―明治期の行政機関の文書管理制度を中心に― |
3) |
埼玉県立文書館 大田 富康 |
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「現代日本における行政アーカイブズの力」 ―公開と利用の歴史的検証― |
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【 パネルデスカッション 】 |
司 会 |
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水野 保 ( 元東京都公文書館・中央大学文学部講師 ) |
開催主旨 |
: |
保坂 祐興(駿河大学文化情報学) |
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【 2007年度大会 自由論代研究発表会 発表テーマ一覧 】 |
今回レポートした、2題の他にも多くの発表が行なわれました。
いずれもご専門分野での地道な研究成果の発表で、大変参考になるものばかりです。
皆様も一度ご参加になられたら、得る所が大きいものと思います。
発表論題を下記掲載いたしましたので、参考にして下さい。 |
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江良智美(慶應義塾大学大学院文学研究科) |
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「舞台衣裳アーカイブズ構築へ向けて
−国内外事例報告と関連分野の研究状況−」 |
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加藤厚子(映画専門大学院大学映画プロデュース研究科) |
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「映画関連企業資料の現状と問題点」 |
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吉川也志保(一橋大学大学院言語社会研究科) |
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「フランスにおける記録資料の保存」 |
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加藤雅久(居住技術研究所) |
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「伊藤憲太郎旧蔵資料について
−昭和期建設・建材行政資料の概要と建材史資料としての有用性−」 |
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清水惠枝(静岡大学大学院情報学研究科) 「文書管理通信」でレポート済み ※レポートはこちら |
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「自治体と公文書館が共有する行政文書データ記述モデルの一試案
−都道府県公文書館における行政文書目録記述実態調査から−」 |
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橋本貴(神戸学院大学人文学部) |
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「メタデータ定義におけるDublin CoreとJIS-Z-6017および
その他先行事例との整合性の問題について
−平井金三文書画像データベースシステム構築企画を事例として−」 |
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葦名ふみ(国立国会図書館主題情報部) |
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「『文書のなかの写真』再考 −国立国会図書館憲政資料室の事例から−」 |
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尾崎泰弘(飯能市郷土館) 「文書管理通信」でレポート済み ※レポートはこちら |
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「写真史料学試論 −台紙付写真の分析から−」 |
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菅真城(大阪大学文書館設置準備室) |
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「大学の『自己点検・評価』・『教育研究』活動と大学アーカイブズ」 |
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清水善仁(京都大学大学文書館) |
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「大学アーカイブズの理念を考える−SAAガイドライン(1999)を手掛かりに−」 |
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上島有(摂南大学名誉教授) |
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「アーカイブズとしての古文書とその歴史情報
−建久2年源頼朝袖判御教書案をめぐって−」 |
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レポート文責 : 「文書管理通信」編集室 主幹 中村信幸 |