2−2において既に述べたが、文書の検索性がファイリングシステムのみの時期に較べて更に向上している。
検索対象文書が電子文書であれば、事務机に座ったままパソコンの画面上だけで文書の検索からその閲覧までが可能であり、今後電子文書の割合が増えれば増えるほどこの面での効果は著しいものとなる。また、起案文書などの毎年同じような内容の文書が発生することの多い文書では、過去の蓄積された起案文書を参照コピーして、新たな文書を作成することができるなど、検索性にとどまらず、文書作成事務そのものの効率を向上させている。 |