文書(モンジョ)

現在、「ブンショ」、「モンジョ」の明確な違いは定義されていない。「文書の内容(情報)

のみに着目した場合に『ブンショ』といい、その記録媒体をも含む場合に『モンジョ』という」あるいは「近世(江戸時代)までの文書を『モンジョ』近代(明治時代)以降のものを『ブンショ』という」等様々である。

「文書館」は「モンジョカン」と読むケースが多い。そして「モンジョカン」で保存管理の対象とする文書は江戸時代以前の文書に限定されない。その意味では前者の解釈を採用しているともいえる。しかし、一般に「ブンショ」といった場合「文字の書かれた紙」という印象が強い。

「ブンショ」があり「コモンジョ」がある上に更に「モンジョ」を定義し使い分ける必要はないと判断し、当文書管理通信においては、特に必要でない限り「モンジョ」という用語は使用しない。従って、「文書」は特にルビがない限り「ブンショ」と読む。